Archive for April 2017

01 April

<Natalis News>より おかげさまで15周年! 〜 長く寄り添える"学びの場"に

 2003年に荻窪の地に開校して以来、一貫して家庭教育の側から「我が子の将来につながる学び」を追求して参りましたが、皆様のご支援ご協力のおかげをもちまして、この度、創業15周年を迎えることができました。改めまして、衷心より御礼申し上げます。
 当初は、幼児・小学生の英会話と社会人対象のTOEICやビジネス英語コースから始めました。小さいうちからはじめて、やがて小、中、高校と一人の子どもの成長に寄り添うようにその年齢に応じたサポートができて、最後に社会に出て実際に英語を使う直前の準備にまでつながればと考えていました。
 “ナタリス”という名前は、ラテン語で「誕生」にまつわる意味の形容詞・名詞で、当時発達心理学の言語獲得の分野に特に研究上の関心があったため、可能性が最大限にある誕生の時からその人の学びの道は始まっていることを大切にして、親として我が子を迎えた無上の喜びとともに、その道を活かすお手伝いをしたいという思いを込めたものです。0/1歳クラスにずっとこだわっているのもそのためです。そして、多くの子どもたちに教えられながらここまで進んで来ることができました。
 一例としてまず挙げたいのが、生徒番号0004番を持つ、まさに2003年3月の開校時に小1になる時に入会してくれて、大学生の今も通ってくれているT君です。英会話クラスから始めて中学受験に向けて国語の個別指導も3年生の時から併わせて行い見事トップランクの進学校に合格、2年間のブランクの間にすっかり部活の人になっていて、そこから個別指導で巻き返して有名私立大学に入学後も続けてくれて、今ではTOEICも900点に手が届くところまで来ています。当時はまだ夢のように想い描くだけだったヴィジョンを体現してくれる生徒に、4人目で出会えていたとは!生徒番号が千数百番になっている今、ただただ邂逅の幸運の有り難さを感じるばかりです。
 また、今年も2年続けて現役の東大合格となったH君も昨年のT君と同様に小1前後の入会で、途中中学受験で通えない時期があっても復帰してから1対1で原書レベルの読解に取り組むまでに進んでくれました。さらに、高校生での留学もあと2ヶ月を残してアリゾナ州にいるA君や彼に続こうとしているMさん、芸大に進学していったKさんたちのように舞台の様々な広がりも思われます。そうえいば、高校生になってまた先日から顔を出してくれるようになった、バレエと学業の両立に頑張っているYさんも、2歳から始めた2003年5月入会の生徒番号0035番の生徒さんです。
 一人ひとり全員に紆余曲折のドラマがあり、毎週毎週の繰り返しのなかで、それぞれが知らず識らず学びの精度を高め、自らの成長曲線を刻みながら成長していく。これからもそんな歩みに並走しながら、たとえ今赤ちゃんのお子様でも、やがて志を抱いた有為の青年として巣立つ日を念頭にしながら、ともに進んで参りたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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00:02:00 | natalis | |