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01 February

<Natalis News>より   『中学入試の英語』(!)にも

 今年の入試シーズンは新型肺炎騒動とともに記憶されることになるのでしょうか。これから本番をむかえる中高生たちに、影響の少ないことを祈るばかりです。
 中学受験で奮闘中の現小6の方からは、すでに昨年中から、中学生型の個別指導での復帰再開や新規入会のご希望をいただいています。入学後の英語の重要性がますます認識されてきていることの証左として受け止め、小学生型の英会話クラスからテストにも強い高度な読解力を柱とする4領域の完成をめざす個別指導へと効率よく発展的に繋ぐノウハウをさらに磨いて参りたいと考えています。
 当学院の中学生コースの特長は、完全1対1の個別指導で灘や開成のような私立トップ校の出題する難解な長文でも一読で正確に理解できる読解力を養成することにあります。小学生コースでしっかり “音” として身についている英文感覚を利用すると、中学文法を「テストで書いて答えられるレベル」まで楽に早く習得することができます。それで上記の高度な読解力を中3のうちに習得することができ、同時に、勉強しないでも済むリスニング力も維持して高校入試に臨めるのです。その先の大学入試の2次試験のレベルまで繋がっていますから、6年制の中高一貫校の方も非常に有利に進めることができています。また、中学校から入会の方でも、ここ数年の精読+音読/速音読法の改善でかなり近い成果があげられるようになってきています。
 今年のこれからの開発課題は、前号でもお伝えしました、大幅に増加する語彙に対応する強化策のさらなる充実をはかることと、いよいよ秒読みとなってきた中学入試の英語への対応プログラムの作成です。後者は、何か全く新しいものを作る必要があるのではなく、現在の到達レベル*を入学試験のような緊張する場面でもあらゆる形で表出できるようにブラッシュアップすることです。週に1回たったの50分で、宿題の負担も最少限にして楽しく学びながら達成できるようにしたいと考えています。


 *小学生クラスの現在の到達レベル
 幼児クラスで英語に全身で触れて体験しながら、自然な英語を聞き取り、相手の意図を汲み取る訓練を重ね、小学生クラスでは、まず幼児期から導入していたフォニクスや「書き」の力を一気に英語だけで文が読めるところまで進めながら、現在形ての基本文型を理解し習得します(英検5級=中1レベル)。その先は、文章単位で読み取れるように読解練習も導入しながら、次第に作文量も増やして自分で文が作れる力を伸ばしていきます。中高学年で、中2から中3レベルへと文法も文章量も高度化するのに合わせて、ネイティヴ講師との会話練習もより密度を増し、小学卒業までに英検3級(中3修了相当)の作文問題や二次試験の面接もこなせるところまでを標準(ということは、より進んで英検準2級レベルまで到達する人もいますし、一方で中学受験等のためにペースが若干落ちてしまう方もなくはありません。)と想定しています。中学受験教科として正式に組み込まれれば、当然受験生の motivation は上がりますのでさらに習熟度が高まるものと期待できます。


23:45:37 | natalis | |
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