Archive for February 2013

15 February

入試合格速報1

 まだ春は遠い寒さのこの時期ですが、早くも「サクラサク」の報告が届いています。

 第一志望の東京芸大付属(音楽)に合格したYさんは、楽器の練習に毎日ほとんどの時間をとられるなか、最初からごく短い学習時間で学校の内申点も入試の点数も確保する方針で臨み、見事目標を達成しました。これからは「世界で」という次の目標のためにさらに英語に磨きをかけると決意を語ってくれました。
 ICU(国際基督教大学付属)に合格したのは、Hさん。多量の難しい英語長文問題を一読で充分理解できる力がついていたので大丈夫だろうと予測していました(数学が苦手な上に、ここの数学問題は非常に特異なのです)が、ひと安心です。やはり、毎年の実例で証明されていますように、私立の上位難関校は英語での差が大きくなるので、その難しい英語で高い得点が取れるようにすることが合格ヘの近道なのです。
 他にも、錦城高に合格の2名も第一志望はこれからなので、さらに気持ちを引き締めて頑張っています。

 大学生からは、まずは東京理科大合格の知らせが届いています。

最後まで、彼らの頑張りを全力で応援しています!
22:20:00 | natalis | |

01 February

<Natalis Newsより> 受験生もがんばれ!いつかは我が子も...

 2月ともなれば受験も本番、来年、再来年に備える後輩たちも含め、中高生の意識が違ってくる時です。当学院でも大学への受験生も増えてきて、昼間から最後の追い込みに頑張ってくれています。
 わかっていてもなかなか実感が湧かないのが将来の話。しかし、必ず我が子にもその時は来るのです。ゆとり教育が崩壊し、経済状態にも課題が山積している現状からすれば、受験の厳しさが緩和されることはまずあり得ないと推測されます。お子様の年齢と受験時期(中・高・大学)により時間の余裕が異なりますが、逆にどんな筋道で行くかという戦略の立て方からが大事になってきます。今はネット等に様々な情報があふれているといっても、「我が子には?」と考え始めた途端に情報の羅列では何もわからないことに気づきます。少しでも早くに、たとえ大雑把でも複数でも、何本かの「線を引いてみる」ことが大切です。修正し絞り込んでいく手続きも含め、できる限りのお手伝いをさせていただきますのでお気軽にご相談ください。
 一つだけ例を上げさせていただきます。小学生で入会された時から非常にシャイで、クラスでもほとんど全くと言っていいほど口を開くことがなかったKさんのことです(学校でも同様だったそうです)。そのため、どれくらい理解できているのかも掴みにくかったのですが、休まず通ってくれていることだけは安心材料でした。中学生から個別指導になってもやはり変わらず、音読などの最低限度の声を引き出すのがやっとでした。それでも、まじめにコツコツと宿題もこなしてくれたのでほぼ予定通り長文読解のプログラムに入り、お母様によればその頃から学校の英語の成績が上位になって、先生からも授業中にほめられることがあったりしたそうです。やがて中3で英検準2級、2級と連続して合格する頃には私立の難関校の長文問題もこなせる実力になり、ほんの少しですが自分のことも話すようになりました。最終的に苦手教科もなんとかカバーして志望の高校に合格できました。入学後も慣れない環境に苦労していましたが、だんだん積極性も出てきて文化祭などのイベントの実行委員に手を上げるまでになっています。小学校時代を考えると信じられないとお家の方は言われますが、着実に努力を積み上げることの価値と一人ひとりの成長曲線の違いについて再確認させらます。本当に、長い目で見て今を考えてあげるようにしたいものです。 

15:41:13 | natalis | |