Archive for 01 November 2018

01 November

<Natalis News>より 「その先」への見通しをお話ししませんか?

 11月ともなれば、受験生たちは、いよいよ全力で追い込みに入る時期で、だんだんと目つきも変わってきます。一つだけ経験から言えることをお伝えしますと、徐々に口数が少なくなってくるようなら、それは良い兆候です。(例外もありますので、心配の種にはしないでください!)
 さて、一口に受験と言っても、学院では、小・中・高・大学だけでなく、高校からの長期留学をめざす方や、海外の難関資格取得を計画されている国際ビジネスマンの方、そして、TOEICのスコア・アップが必要な大学生/社会人の方など、実に様々な受験生が在籍して奮闘中です。先日一次試験の終わった英検も含めれば、常に半数近くが受験(検)生といえるかもしれません。
 それだけ受験にも多くの種類があるわけですが、いずれも重要意味と価値があることは間違いありませんし、人生を左右するほどのものも少なくありません。どの試験を受けてどんなチャレンジをするのか、という選択の時点からすでに進路は違ってくるのです。例えば、幼児さんなら、幼稚園や小学校受験をどうするのか、小学生なら中学受験か高校で勝負するのか。一人ひとり成長曲線が異なることを何度もお伝えしていますが、我が子の場合(我が家の事情や希望を含め)、どんな道が適切なのか、そして、そのための準備はどのようなことをどこまで行うべきか。あるいは、もう小6や中2になっていて、ここからの目標の修正や、確実に達成するために取れる方策は......、 考えることは尽きません。
 さらに、もう一つ加えていただきたいことがあります。それは、 もっと先のことです。 上にあげた例の場合、本当のゴールはもっと先の、例えば、大学入学や留学の地点までが、親が手助けすべき範囲でしょう。であれば、そこまでの見通しを持ち、許容できるどのような道があって、途中にはどんな問題があるのか、それぞれの道筋や方法の長所短所を考えた上で、目前の選択を下したいものです。
 センター試験が廃止される大学入試改革が2年後に迫ってきていることはご存知でしょう。 最近の就活でのTOEICの扱いや、政府が進めている外国人労働者受け入れ拡大のため新たな在留資格を設ける法改正案が労働環境にもたらすであろう影響、あるいは、中学入試の英語の動向など、刻々と変わる状況をできるだけ総合して捉え、 メディアの報道に止まらず可能な限り一次情報を踏まえて、判断の助けとすることこそ、 最善の選択のために必要な要件であるはずです。
 ありがたいことに、0歳から社会人の方まで、幅広い年齢の皆さんにご利用いただき、しかも5年どころか、8年、10年以上もの間、成長の様々な局面を共にさせていただいている生徒さんも多いことから、 現在の、生きた情報で、「現状とその先」のことをお伝えすることこそ学院の使命とさえ考えています。 時間帯に制約はありますが、できる限り多くの皆様とお話しさせていただければ幸いです。
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