Archive for November 2009

01 November

<Natalis News>より  受験シーズン到来。やがて来るその時のために

 11月ともなれば受験シーズンも本格化してきます。幼稚園・小学校受験は本番を迎えますし、高校・大学の推薦入試も始まります。今はまだ受験は遠い先のことと思われている方も、先々の見通しを持ち、できるだけ早く方針を固めれられることが大切です。その際に、我が子がどの年齢であれ、(つまりどの段階の受験であっても)最も重要になるのが、言語能力です。それは、思考力とコミュニケーション能力の両方を支える力だからです。
 ナタリス学院では、言語能力を確実に伸ばし考える力を高度に育てるために、3歳児から家庭で始められる能力開発プログラムを準備しているところです。まず、母語である日本語を圧倒的に豊かにしていく道筋を用意し、数と英語という別体系に親しむことで強化していきます。たとえば、数の領域では、数唱やもの数えから小学校の算数の世界へとつながっていきますが、学校の成績のような尺度ではなく、概念の操作の練習と位置づけて半分は言語の問題として活用します。(もちろん、計算も速く正確にできなければそこまでいきませんし、その先こそが大事なのです。)読書にしても、ただたくさん読めば良いというのではなく、文章をたどる=表面的に読むという段階から頭の中で読み取った内容をどう処理してどのように理解していくのか、さらにそれをいかに表現して外に出せるようにするかの方法が重要で、そういった訓練なしには高度な読解力には到達できないのです。そして、あるレベルに達すると、英語という別の言語と「対決」させることでさらに双方に磨きをかけていくことができます。
 常々12歳までに大人向けの本を正しく読んで自分の意見が言え・書ける子どもに育てることを提案しています(その力があれば英検3級以上は当然です)。そのための「無理なく確実な道」を作ろうとすれば、早期から年齢学年にとらわれずその子にあわせて長期的な視点で学ばせることです。それには徹底的な絞り込みが重要になります。そうして日々最小限の負担であればこそ続けられるでしょう。もうすぐ、幼児・小学生の各段階でのモニター募集を順次開始する予定です。

20:45:00 | natalis | |