Archive for February 2009

17 February

【速報】祝合格!学芸大学付属、慶應女子!

 またまたうれしい報告です。中1からお預かりしたHさんが見事、第一志望の学芸大付属と慶應女子の両方に合格してくれました。公立中学校で、部活や行事に積極的に参加して大活躍しながらの成果であるところが特に素晴らしいと思います。
 Hさんは、少し英語を習った経験があるくらいで中1のはじめに入会。順調に当学院のプログラムをこなして、英検5級から2級(高校終了相当)まで中3の秋までに到達しました。英検はチェックに利用していただけで、トップクラスの中高一貫校でも上位を維持できる英語の根幹の力を養成するのがアリティス・メソッドの目標です。そのため、入試直前まで高校入試問題とともに大学入試の2次試験レベルの長文を読んでいました。難問を出題する私立校ほど実力差が顕著に現れるので、むしろ易しい問題の国立校の方が心配でしたが、1問だけうっかりミスをした程度で最難関の学大付属を突破してくれました。英語で他教科もカバーできたものと思います。

 これまでの入試結果はほとんど短期間での成果でしたが、ようやくはじめから指導してプログラム上も十分なポイントに達した生徒達がこれから続いてきます。
今回の英検でも、中2で準2級合格や小学生で3級合格し中学受験無しで英語にさらに打ち込める人などもいて大いに楽しみです。特に中高生の個別指導コースでは、東大・早慶の、しかも帰国生で英語が完璧に使える優秀な学生の講師たちが、アリティス・メソッドでしっかり指導してくれる態勢も整いました。数学・国語や理科・社会の各教科まで、教えなくても勉強の仕方のアドバイスだけで伸ばせるノウハウもありますので、どうぞお気軽にご相談ください。

14:47:05 | natalis | |

12 February

【速報】合格、再会、そして再開!

 2月もまだ前半ですが、早くも「サクラサク」の嬉しい便りが届き始めました。

 合格といえば、まず1月に実施された英検の結果が(インターネットで調べられた人たちの分が)次々に寄せられています。今回は多数受験した小学3年生たちの報告が最初でした。結果をプリントした紙を手に教室に飛び込んできてくれる顔を見るのはまさに教師冥利に尽きる瞬間です。今回もリスニングは全く教えなくてもみんな満点か1,2問のミス程度でした。また小学生で3級合格(1次)のT君や中2で準2級合格(同)のKさんなど、高学年の生徒たちも頑張って結果を出してくれています。

 そして、厳しい「お受験」を勝ち抜いて小学校が決まった人たちが、お正月を過ぎて落ち着かれたのでしょう、一人またひとりと戻って来てくれています。慶應幼稚舎をはじめ、青山学院、白百合学園、学芸大付属、等々。どの子も凛々しく成長された顔つきになって頼もしい限りです。
 あの白百合でさえ英語の導入が早まっているほどで、前倒し導入を決めた公立も含め各校英語にはたいへん力を入れています。お遊びではなく、しかし「使える」感覚を養いながらも高度な段階へ進める方法を皆さんが求められるようになってきたと実感しています。そんななかで2年ぶりのMさんに一つ上の先輩には英検5級を1年生の秋に合格した方も在籍していることをお伝えすると、入学してからの大事さを再確認されたようで即日英語を再開されました。

 高校・大学入試は今まさに戦いの最中ですが、中学入試の方では何といってもK君との再会がハイライトでした。5年生まで国語を教えたK君は、第一志望の桐朋中学に見事合格してくれました。英語も小3で英検3級合格まで進んでいましたので、入学までに中3までの内容をトップ校レベルで再確認しておく予定です。中3で大学入試センター試験の問題が8割以上解けた先輩たち以上の達成が可能ですので、今から本当に楽しみです。

 再会のときは、私たちが提唱している、?“我が子主義”に立って一人ひとりの子どもの学びを、?発達・成長とその時々の環境に合わせながら、?ことばを中心に据えて、最大限に高め伸ばしていく、という方針の確認のときでもあります。喜びを共有しながらも、さらに一層の責任を担うべく努力と精進を重ねる所存です。

21:54:16 | natalis | |

01 February

<NATALIS Newsから> こんな時代だからこそ、先を見て、将来に備える教育とは . . .

 というようなタイトルを掲げますと、大不況にしっかり備えようとお決まりのスローガンにも見えますが、趣旨は少し違います。100年に一度の大危機なら、目先の備えをしようというだけでなく100年の大計を立てて臨むべきでしょう、あたり前ではありますが。
 言われていたこととはいえ、こと経済においては世界は生きた一つの組織としてあまりにも緊密に繋がっていてることが、大きな痛みを伴って誰の目にも明らかなものとなりました。だから、教育に力を入れてグローバルに活躍できる人材を育成してこの国の次代を支えていくべきだ、という意見とも少し違います。もはや人類は国の単位ではどうにもならないほどに全世界で運命を共有していることが明らかになったのだから、この星全体の未来を第一に考え、そのために貢献できる人材を輩出していくことこそが、先進国として富と自由を享受しているものの務めであるはずです。
 明日一日の仕事も今夜寝る場所さえも見つけられない若者が何万人にもなろうという時代に、そんなきれいごとをとお叱りを受けるでしょうか。しかし、教育とは今日明日の糧を予約するためのものではないと考えます。親の世代が大計を持たずに、子どもたちに大志を望むことなどできません。我が子の将来のことだからこそ、真剣に未来のことを考えたいのです。
 こんな時代だからこそ、なんとなく英語に触れさせておくのではなく、本当に英語が使いこなせる人になるように道筋を考えましょう。やがて世界に向けてできるだけ多くの選択肢が選べるように、学力としての英語力も伸ばしましょう。今年の大学受験状況は、「大学全入時代」と言われながら下位の一部を除いて(現役指向などもあり)かなり厳しさを増しているようです。その中で受験科目や配点を見ても、英語一教科が抜群にできるだけでどんなに有利か、以前より有利になってきているか、ということに驚かされます。氷河期の上を行く就職活動でも、例えばTOEICの高得点が大きな武器になっていますし、その先に、以前ご紹介しました海外ボランティアや国際公務員などを「普通に」めざす人たちがいます。また、最近立て続けに芸術の分野で海外で最終教育を受けることを計画されている方のご入会がありましたし、海外の大学への入学を視野に入れた高校選びのご相談なども増えています。多くの方々と事情は違えど大きな方向性を共有している実感に励まされます。こんな時代だからこそ、夢や目標の実現を本気でめざしてもらいたいものです。
 オバマ大統領は、あの記念すべき演説の中で「厳寒と困難の冬」の時代を強調し、訴えました。
ーーーそれは、そのままこんな時代に我が子の教育に臨む者への言葉としても受けとめられます。
「希望と美徳をもって、もう一度この氷のような流れに勇敢に立ち向かおう」と。

00:45:02 | natalis | |