Archive for April 2010

15 April

私立の英語対策は?

 最近よくいただく問い合わせに次のようなものがあります。
「私立小学校で英語が本格的に始まったのだが、そのためにどんな対策がよいか。」「(私立や国立で)中学校からは英語が急に難しくなると聞いている。高学年になったので本格的な準備をしたいのだが…。」
 私立で一貫教育を行っている学校のほとんどは、「国際化」を掲げて英語にたいへん力を入れています。また、高校から外部生徒を受入れる上位校は、(指導要領=公立の中3終了レベルをはるかに越える)非常に難しい入試問題が解ける生徒が入ってくるので、学力の均衡を図るためにも注力せざるを得ないのです。
 そこで対応策ですが、もちろん我が子の状況に応じて考えるべきです。
 小6で中学以降の準備を開始するのなら、中学生と同じように個別指導でどんどん進めるのがよいでしょう。当学院の日本人講師は、全員会話も教えられるような英語力を保持していて(TOEIC900点以上、英検1級、通訳ガイド資格、米国の大学卒業、海外での就業経験数年以上、等)一般に「英会話」と言われる口頭での運用やコミュニケーションについても指導できるので、基本文法からはじめるにしても受験勉強のような知識ツメコミ型の英語授業にはなりません。アリティス・メソッドでは、将来実際に英語を使うことを想定した上での学力構築を目指していますので、例えば、高度な読解力を養成する課程でも『超速音読』等の技法で運用力につながるトレーニングを欠かさないのです。
 私立上位校の中学準備としてのポイントは、「プログレス」や「トレジャー」などの専用テキストを使う学校であっても、それを使っての予習的な準備を行わない方がよいということです。細かな文法事項を羅列した旧式の教科書を必死で丸覚えしようとするのは知識としての英語のツメコミでしかありませんし、実は学力的にも非効率的なのです。そして、うまく進めたとしてもそれらの教科書による授業の弱点を抱えたままになってしまいます。我が子のために先を見据えて、学校に振り回されない家庭学習を心掛けるなら、もっとよい方法があります。
 4,5年生で、学校の英語は確かに“お遊び”を終えて「学習」に入るものの、まだ中学校までは間がある段階なら、コミュニケーションの経験を計画的に蓄積していくことも重要です。ネイティヴ講師と意味のある意志疎通ができるようになる過程で、将来本当に英語を使うときにかけがえのない基盤となる土台を十分な時間をかけて構築していくことができます。同時に学力に直結する分野、すなわち文法や構文から高度な読解への力もどんどん進めておくべきです。高学年だからこその理解力を最大限に活用すれば、1,2年間でも相当な進度が期待できます。アリティス・メソッドなら、ネイティヴ講師と日本人講師のW担任制で、上記の二つの分野を無駄なく伸ばすことができます。また、同じ学校のほぼ同じような英語学習キャリアをお持ちの方でしたら、お得なセミ・プライベートでクラス設定をすることも可能です。ぜひ一度お問い合わせください。



13:53:03 | natalis | |

01 April

<Natalis News>より  【新年度方針】「小学生で英検3級合格はあたり前」にします!

 進級進学おめでとうございます!新しい春を子どもたちとともに、ワクワク、ドキドキしながら迎えられていることでしょう。まだ幼稚園前のお子様をお持ちの皆様も、我が子のその時が待ち遠しくなる季節ですね。
 さて、当学院でも多くの新しい仲間を迎えて新年度のカリキュラムがスタートしました。(常時入会ができるシステムなので学校とは違いますが、比較的大きな変更・改善を導入するのは、やはりこのタイミングとなります。)今年度から標記の目標に向けて大きく手を入れていく予定です。それは、小学校への英語導入が近づくなか、簡単な単語やフレーズレベルの教え方でも議論が収まらないような状況に対して、私たちのアリティス・メソッドなら子どもたちはここまでできるということを証明していこうということです。

(1)だれでも、小学生で英検3級合格!
=“普通の小学生が、週1回50分のレッスンで公立の中3相当の英語力を身につけられる”
 これは現在でも、国語力が学校の成績で中程度以上の生徒が少しの家庭学習を続けてくれれば、十分に可能なことです。さらに、より確かにする(達成を速める)ために、初級から英検5級へのまとめ学習の導入を早め効率的に進めます。また、4級、3級までの期間も少し短縮できる見込みです。ただし、従来からこだわっている「英語力の根幹につながる高度な読解力の養成」は、絶対に妥協できませんので、英検合格だけを目標にはしないというスタンスは一切変えるつもりはありません。中学校以降につながってこその英語力なのですから。
 具体的には順次お伝えして参りますが、教える内容を減らすのではなく、教え方の効率化をはかることで、今後2年間のうちには結果が出てくるようにできると考えています。(※この目標は当然6年生まで、在る程度の期間在籍してくれることが前提です。中学受験をする人も、いつかは英語は3級程度まではやっておかないと損だということがわかってくれる日が来るでしょう。)

(2)そのために、もっと早く楽に英語が読めるように!
 就園児クラスから小学初級クラスにかけて「読み」の力の養成を強化します。文字やフォニクスの学習に、教具やローマ字学習なども加えて、英語が文字だけで読める状態に早く到達できるようにします。だからといって、幼児クラスが現在以上に勉強っぽくなることはありませんので、ご安心ください。これも半年から1年ほどかけて、負担感の増えないかたちで進化させていきます。

(3)安心できる国語力養成を手軽に・・・『家庭教育ガイド』の充実発展
 先月からスタートした『家庭教育ガイド』のモニターには予想以上の反響をいただき、すでに数名の方がはじめられています。英語に限らずどの教科にとっても土台となる高い思考力にまで達する国語力を、家庭での的を絞った効率的な学習で身につけていただけるようにすることは、実は上記の英検以上に重要なことだと考えています。モニターの方のご意見もうかがいながら、より多くの方がはじめていただけるようにシステム化していくことに力を注いで参ります。まだ若干の追加モニターもお受けできますし、ご意見ご要望もお待ちしています。
 他にも、中学生英語コース(私立難関高校受験、中高一貫校対応、等々)の充実や、小学生算数コース等、新設・改革予定も詳細が決まり次第お知らせしますの、どうぞご期待ください。

03:27:39 | natalis | |