Archive for February 2017

03 February

《合格速報》 開成中学校 合格、おめでとう!

 国語個別指導コースのH君が、見事、第一志望の開成中学校に合格しました。1月後半になってインフルエンザにかかってしまい、高熱と疲労で厳しい状態に追い込まれたにもかかわらず、しっかり挽回して目標を達成。これまでのがんばりとその精神力を心から讃えたいと思います。
 彼とは、幼稚園のときに英会話クラスで始めて以来もう8年の付き合いになります。4年生になって受験塾に行ってみて国語が一番苦手だということで、個別指導をスタートしましたが、英会話の方も当分は続けて英検にも合格していました。
 国語は、やはり、大きな目標に向けて3年計画で着実に進められたことが、結果的に良かったと思います。読解と特に記述にこだわった対話式指導を徹底してきて、6年生の夏以降にぐんぐん伸び始め、12月、1月には模試で国語が最も“稼ぐ”教科になるときもあり、自信も持てるようになって堂々と本番に向かってくれました。本番直前の最後の授業でも、インフルエンザで苦しんだにもかかわらず、これまでと同じ平常心で臨めた頼もしい姿に、安心して送り出すことができました。
 どんなときも明るく前向きな性格をもって努力し続けたご本人と、支えて来られたご家族の皆様に心よりお慶び申し上げます。
 そして、これからは英語の再スタートです!
23:09:05 | natalis | |

01 February

<Natalis News>より 「おかえりなさい!」そして、またはじめよう 

  高校・大学入試はこれから最後の追い込みとなりますが、中学受験は2月のはじめの数日で終わります。毎年、成長の限界に挑戦するような過酷な戦いをここまで頑張りぬいてきた生徒、そしてご家族の皆様全員に、一足早い春の訪れを願わずにはいられません。そして、どんな結果もまだ途中経過でしかなく、努力と鍛錬によって乗り越えてきた壁の数や高さと、確実に大きくなってきた勉強力(=総合的な自力)こそが、一番の収穫なのだとお伝えしたいと思います。その意味では、頑張った皆は既に自分自身の中に大きな財産を手に入れているのです。
 今年は、まだ入学試験が始まる前から学院に戻ってくる日の予約や曜日等の問い合わせをいただく件数が増えています。先週まで国語の最後の仕上げをして、当日の「魔法の言葉」を教えて送り出した生徒だけでなく、最後の1ヶ月だけ休んだ人も、半年、1年前に入試に専念するために休みに入った人も含めて何人も戻ってきてくれることになっています。それだけ英語の重要性を理解されてのことですし、他ならぬこの学院を「戻って来る場所」と思っていただけることが何よりの喜びです。講師、スタッフ全員で、「お帰りなさい!」の声を、その少し背の高くなった姿にかけてあげられる日を楽しみに待っています。
 中学受験をしない人たちももちろん、既に動き始めています。徹底した少人数レッスンで太く強く養ってきた<英語話者の意図を瞬時に汲み取れるコミュニケーションの感覚>を、今度は中学校の授業やテストでも発揮できる力に変換する必要があります。スペリングも含めた「書ける」力もその一つです。なので、多くの6年生たちが中学生型の個別指導へ移行して学び始めています。
 5月の連休明けに、学校の授業がようやく本格的に(とは言え、"I am XX."くらいからですが)始まる頃には、「書ける」レベルでやり直しての中1内容が終了することを直近の目標にしています。次に、中2の内に中学内容の全文法を押さえて、全文精読と超速音読訓練による独自の読解教材に入ります。個人差はありますがレベル別に並べられた100本前後の長文問題をこなすうちに、高1、高2、英検2級相当の初見の英文が一読で正確に読み取れる域に達して高校受験(または内部進学)を迎えます。中学受験から戻ってきた人たちも、培ってきた勉強力でブランクを乗り越えてこの流れに合流できれば、トップレベルの進学校でも英語は上位を維持して進んでいける実績があります。
 これからでも遅くはありませんので、初めての方もぜひお問い合わせいただければと思います。5年生以前に一旦離れられた方も、当学院は「生涯会員制」であることを思い出してください。長い英語習得への道を皆で進んで行きましょう。

22:49:00 | natalis | |