Archive for 04 January 2019
04 January
<Natalis News>より 〜「今」を続けて道をつくる 〜
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。新年を迎えるにあたって考えていましたのは、「継続」 と 「今」 ということです。来し方を見れば、 変わらない価値をもった「場」であり続けることの使命の重さが思われ、 行く末を見ようとすればするほど、「今」をどうするかという切実な焦燥感に苛まれます。思想や定石といったナビなどとうに使い物にならなくなった現在、新しい地図を作りながら走って行かなければならない次世代たちのために「今できることを最大限に」と思うのです。変化を厭わず、できる限りのことを全力で行っていけば、それがやがて繋がった道になっていくのだと信じたいと思います。
さて今年の方針を言葉としてまとめようとして感じましたのは、 あらゆる部分で底上げをして、もっともっと、本当に高い英語力にまでみんなが到達するようにしなければならないということです。 ですから、すべての年齢のプログラムに手を入れていこうと思いますが、中でもあえてポイントをあげるとすれば:
(1)幼児クラスでは、スピーキングをもっと促し引き出すアクティビティを導入します。英語を無理に言わせようとしてプレッシャーを与えることはかなり慎重に避けてきましたが、楽しく夢中になって遊ぶなかで話すようにすることは、むしろ意欲の向上にもつながるものです。長く続けていただける方が増えたことも鑑みて、初期にアドバンスト・クラス用に作ってあったものも含めさらに強力なものを導入して参りたいと考えています。
(2)小学生クラスでは、 様々な改善ポイントがありますが、なんといっても英検4級から3級合格、さらにそこから中3レベルまでの仕上げの部分をもっと負担を減らして進みやすくすることが大きいでしょう。これは言うまでもなく、中学受験のためにだんだん英語に時間と労力を割けなくなってくる高学年生のためです。中学校に入ったらこれまで以上に英語の達成度の要求が高まってきていますから、今でも受験に高い目標を掲げている人でも毎年3分の2以上は6年生までは続けてくれていますが、それをなんとか全員が小6の夏までは続けて、半年のブランクを超えて中学校の英語に直結する<ロケット・スタート・プログラム>に乗せられるようにしたいのです。もちろん12月まで続けられる人ももっと増やせるようにしたいと考えています。
※ナタリス学院の<ロケット・スタート・プログラム>は、2月の中学合格発表後、個別指導で5月までに一気に中学校のテストにも対応できる中学生型の英語でペースを作り「差をつける」学習です。小学校までの英語学習を土台にして中学校型に効率よく変換するノウハウがポイントです。
(3)中高生は、 現在非常に効果を発揮してくれている長文読解プログラムの語彙力養成部分をさらに強化し、(高校入試の学習をしながらも)大学受験や英検準1級を意識した高校での学習にもう一段階踏み込めるようにします。 その高校生向けでは、新入試も目前ですので英検準1級対策も本格的に導入する予定です。大学受験の追い込みに入る前に合格できていれば、非常に楽になり可能性も一気に広がることはすでにご存知のことと思います。
<<0歳から英語を使える人になるところまで>>を標榜していることに恥じぬよう 今年も「今、この瞬間」の努力を積み重ねて進んで参りたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。