Complete text -- "<Natalis News>より    出会いと別れを繰り返し 『約束の場所』へ"

01 March

<Natalis News>より    出会いと別れを繰り返し 『約束の場所』へ

 おかげさまで、この3月で開校から14年目を迎えるまでになりましたが、数えてみれば千名を大きく超える生徒さんとの出会いがあり、中には10年以上のおつきあいをさせていただいている方々もあります。そして、そんなかけがえの
ない時を支えてくれてきた講師・スタッフにも実に恵まれてきたものだと、しみじみ思われます。
 長く在籍してくれている生徒さんからは今でもふとした時に、初期を支えてくれたハーモ二先生やスティーヴ先生、ハワイのおおらかさで人気だったキンバリー先生、日系のきめ細やかさのあったキヌ先生やケイコ先生、他にもジェイミー先生、ステイシー先生から昨年帰国したエリカ先生まで、たくさんの懐かしい名前が出てきます。週1日だけ担当を持ってくれた人まで含めればネイティヴ講師だけでのべ50人以上の先生たちが、英語とコミュ二ケーションの貴重な経験を授けてくれました。多くは当学院の教え方の基本理念 'Natalis Philosophy' に賛同し、様々に議論を積み重ね、時に修正を加えながらも、「我が子主義」に則って(この言葉の真の意味を理解してもらうのがたいへん難しいのです!)、一人ひとりと1対1の関係を取り結ぶことに腐心してくれました。
 そんななかでも、Laura(ローラ)先生は、近年もっとも人気の高い先生の一人でした。0歳の赤ちゃんから社会人まで、その真摯な指導姿勢が常に高い評価をいただいていましたが、この度、故国のご家族のことでやむなく帰国されることになりました。思えばちょうど5年前、あの震災直後の原発事故の際に、大使館からの指示で急遽帰国せざるをえなくなりましたが、約1年後にどうしてもナタリスでもう一度教えたいとメールをくれて復帰ということになった、といった経緯もありました。
 こんな熱意をもった、様々な国から来ている先生たちとの出会いと共に時を過ごす経験が、子どもたちに英語を学ぶ本当の意味と目的を理解させてくれることを願いながら、別れを越えてまた新たな良き出会いを繰り返していけるように、その先へと続く道を進めて参ります。
 ちなみにローラ先生は、4月の最初まで在籍して後任講師の研修・引き継ぎまで全うしてくれる予定です。講師の採用基準も研修水準も開校以来一貫していますので、また違った背景を持った新しい個性に出会えることを楽しみにしていただければと思います。

21:21:37 | natalis | |
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